捲くれてしまった仔・ひねりが目だってきた仔・・・出るのはため息ばかりかな・・・ってか〜!
5月初めの仔は色変わり中でまだこんな感じ・・・かわい〜だすね!!
6月14日孵化の仔です。孵化から5週間が経ちました。相変わらずものすごい食欲です。
本日の水換え風景です。割り水は洗面器分のみです。洗面器の古水を新水に割りながら舟に
放流しています。各舟50匹となりました。魚の幅をつけるためにお腹パンパン体系に・・・
実はHONOはセオリーに反した結構いいかげんな飼育法なんですよ〜!ごめんなさ〜い!
・水換え時間帯、朝・昼・晩・夜中(晴れ・雨)関係なく時間がある時
・舟に水道水が溜まったらハイポを入れて5分ぐらいで魚を放流 (洗面器に永く魚を入れておくのが
嫌なため・・・でも稚魚はなるべく貯水槽の水を使っています。)
・水換え後はたっぷり餌を与える(水換え5分後から・・・)
ってな感じです。参考にしないでね!
HONOが飼育で一番気をつけている事は下記の通りだす。
・水温をしっかり合わせること
・洗面器やスポンジ/網等は一回一回イソジンで消毒
・2歳/親魚と当歳の網やスポンジは別々に用意
・魚の餌の食べっぷりを良く観察
それでは、お約束のバイオバクテリア(バイオシークスルー)のお話をしていきましょう!
その前に先日もお便りをいただきましたが、「水換えをするのが、とても大変で1階から2階に
バケツで水を運んでいます。」など、水換えが大変な環境の方も数多くいらっしゃいますので、 これから少し水換え無しのバイオ飼育も紹介させていただきます。
まず、バイオバクテリアの特性を知っていただくために、最初に下の画像をご覧下さい。
以前にも紹介させていただきましたが、2段式の下の60cm水槽です。
昨年の5月末を最後に水換えと濾過槽(ろ材)の掃除を全くしていません。
今年3月まで弐歳魚が数匹入っていました。その後2ヶ月魚を入れない状態にしいました。現
在は魚を一匹も入れていません。
なんと!どろどろで苔だらけの水槽はガラス面まできれいになってしまいました。奥のHONO丸
もはっきり見える状態です。水槽のガラスの内側も洗ったことがありません。
PHは何と驚きの3.6・・・かなりバクテリアの硝化作用により酸化がかなり進んでいます。。余談
ですが、この低いPHを利用してHONOはこの水槽を弐歳や親の調子が悪い時の養生水槽とし て使っています。ちょっとしたエラ病なら直ぐに良くなってしまいますよ。
この水槽は魚を入れていないため、新しい汚れが発生しないので隅々の苔や汚れをバクテリ
アが食べてしまっているんですね。
バクテリアが定着すると食物連鎖が活発化し、すごいパワーを発揮しますね。恐るべし・・・
最終的にバクテリアの餌となるものが無くなり、バクテリアも死滅していきます。
バイオバクテリアは生き物です。定着するまでに少し時間が必要ということを記憶しておいてく
ださいね。PHが下がっていくのも時間がかかります。
また、バクテリアは水中に漂って生息するのでは無く、ろ材となる物に着く習性があります。
らんちゅう飼育で言えば、舟の底や壁・汚れとなる有機物、また魚の体表や腸内も住みかにし
ているんですね。
バイオ飼育で重要なのは、バイオ飼育水ではありません。飼育水を大切にする必要はありま
せんので立ち上げ時は早めの水換えをお勧めいたします。バクテリアの餌や住みかとなる舟 の苔や汚れを重視してください。
重要なことは
1.バイオバクテリア(バイオシークスルー)は生き物ですので瞬間的に飼育水を浄化す
る訳ではありません。新規に立ち上げる場合、定着するまでに、ホップ・ステップ・ジャン プと3回程度の水換えをしていただければその後、スムーズに足し水のみの飼育が可能 です。
2.バイオ飼育の立ち上げ時、魚の排出する急激なアンモニアの増加にバイオの浄化能
力が間に合いません。(簡単に言えばバクテリアがまだ住みかに定着していないためで す。)
バクテリアが定着する(浄化能力が高まる)まで、最初の一週間は餌を控えめにすると
安全です。
3.苔が生えた舟、または青水がある場合にはとてもスムーズです。
バイオ飼育の立ち上げ時うまく行かなかった場合の例として
1.舟がきれいだった。(または新品だった。)
2.最初から餌を多く与え過ぎていた。
3.魚の調子が悪い状態からスタートした。
などが考えられます。
バイオ立ち上げ時は左の舟がお勧めです。(水換え無しの飼育をした場合最終的には苔もバ
クテリアに食べられてしまい、ツルツルになってしまいますが・・・)
苔が生えない室内の場合は汚れでも結構ですので、荒い落とさないようにしてください。
バイオシークスルー効果お試し初級編(ちょっと邪道ですが・・・)
バイオシークスルーの効果をご理解いただくために正しいバイオの湧かし方ではありません
が、効果お試し編として紹介させていただきます。
バイオ飼育を難しく考えないために、バクテリアが湧く効率は落ちますが、一番簡単な方法を
選択しました。利点は毎日餌の度にバイオが均等に投入されることです。(なにより簡単!)
本来バイオAとバイオBは菌の性質が違うため別々に湧かします。
あくまでも水温の高いこれからの時期ですが、フードタイマーの餌にバイオシークスルーを入れ
て簡単バイオ飼育する〜から始めてみましょう。
立ち上げ時はフードタイマーの餌は3日分の場合、スプーン一杯(1g)を2〜3杯程度入れま
す。安定した2週間〜3週間後は粒餌3日分に対して、スプーン1杯〜2杯で結構です。
バイオは湿気に弱いので、フードタイマーはエアレーションから離してくだいね。
水槽内の攪拌が重要なので、できればHONO丸のエアーを絞って2個設置した方が立ち上げ
時は安心です。(1個分のエアー量を2個に分散)
これは微細な泡の数を増やしてしっかり酸素を供給することを目的としています。決してHONO
丸を数多く販売したいからではあります!
この時期に家を空けるのは非常に不安ですが、ここはバイオシークスルーだのみ・・・
帰って来て飼育場を見て一安心です。み〜んな健康そのもの!
本日は猛暑で魚より人間の方が死にそーです。ハウス内の気温は40度を超えました。
扇風機もフル回転です。
そろそろ梅雨明けとなります。これから飼い込みの時期ですね。水温上昇と共にバイオも一段
と活性化する時期です。
それではバイオシークスルー効果お試し初級編の続きです。
翌日から徐々に飼育水が濁り、バイオの泡も発生してきました。
魚の健康状態も抜群です。餌喰いもよくなりますが、立ち上げ時は餌の与えすぎに注意が必
要です。
本来一回目の水換えは早めの水曜日に行う予定でしたが、金曜日の夕方に行いました。
飼育水もかなり濁ってきました。
立ち上げ時のホップ・ステップ・ジャンプの一回目(ホップ)の水換えです。
それではHONOの水換え手順です。
一回目より二回目・二回目より三回目の水換えでぢんどん飼育水が良い感じになるのが分か
ると思いますよ。
バクテリアは汚れの分解酵素を出しながら(泡)舟全体の苔や汚れ・また魚の体表や腸内にも
ゆっくり定着していきます。
大阪のOさんの仔は孵化から1ヶ月半が経ちました。
バイオ飼育する〜でここまで病気知らずで成長しています。
舟も魚もバイオなじんでいますので、多少水換えが遅れても安心です。とっても良い感じ!
ちなみにこのプラ舟は北側にあるので、夏場はほとんど日が当たりません。
現在、各舟30匹ずつです。予定では後2週間で15匹ずつまで減らしていきます。
水換えは5日前後で行っていますが、水換えから2日で魚が見えない状態になります。
黒仔で大きく引っ張りたいのですが、遅い仔だとどうしても色変わりが早くなってしまいますね。
品評会まで後2ヶ月・・・間に合うかな〜?
5月の仔(ピンポン系)ですが、期待の仔のかっ・・顔が〜!!
がびーん!変な柄になってしまった〜!!今年は柄で苦戦・・・
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