今回も想像以上にご応募をいただいてしまって・・・・外れてしまった方に最初にお詫びいたしま
す。ゴメンナサイ!!
どんどん色変わりが進んでいます。
この中からなるべく良さそうな仔を7匹づつ選んで発送させていただきますね。
是非、兄妹で掛けてピンポンを育ててみてください。
暑い日が続いています。扇風機がフル稼働です。
親魚はバイオ飼育+イッシー装置のコラボレーションで絶好調です。
親魚30匹の過密飼育です。(1500cm×1500cmの舟)
なんてきれいな青水!!イッシー装置が魚の糞を粉砕してバイオが浄化し易くなっているよう
です。バイオシークスルーは毎日投入しています。水温が上昇するとバイオも活性化します。
(イッシー装置は手前日除けの下で写っていません。)
今回のご質問コーナーはバイオの泡についてです。
Q:バイオシークスルーの使用前は、いつも魚を死なせてしまっていたのですが使用後はほと
んど死ななくなりました。これも、バクテリアの力なのでしょうか?
只、色見は茶褐色なのですがHONOさんのHPについているようなエアの細かい虹色の泡が、
あまり出ないんですが・・・?
泡が多く発生し過ぎている時は逆に要注意です。魚の体調が良くないことがあります。
特に急に飼育水が澄んでしまった場合、魚が健康な糞をしていない場合があります。
バイオの泡は水質が傷んだ時に泡が多く発生することがあります。
また、湿度が多い時(雨の前や梅雨時)はバイオの泡が多いようです。
バイオの泡が多く発生している時は、魚の健康状態をチェックしてください。
飼育水が汚れて濁っていても、魚が健康な糞をしている状態であれば良好なバイオ飼育水で
す。その場合、泡が少ないと思います。泡が少なくても気にしないでくださいね。
ここ数日、水温も高く各舟ものすごい餌喰いが良いです。
最後に本日夕方水換えしたイッシーとHONOの仔(らんギャラ系)は現在3回目の選別を終えて
1200cmの舟2つ(各50匹)で飼育しています。
立ち上がりが良くなかったので、心配していましたが最近は順調に成長しています。
HONO丸<SP>で酸素効率を高めて、今年はらんギャラ系の品評会デビューかな?
今週初めに、これでブラインシュリンプも終わりかな?っと思っていたらお友達の大阪のOさん
から電話をいただきました。「HONOさん!先日孵化したての仔を送るで〜!」
えっ!本当!やった〜!また、孵化器の準備!準備!
Oさん!ありがとうございます。また、楽しめそ〜!よーし!10月の品評会に間に合わすぞ〜
かなりハイスピードの選別が必要ですね。針仔で色変わりしちゃったりして・・・
そして、本日の撮影です。
4日もすると一気に大きくなってきます。早めに選別、または舟を増やしていくと、どんどん大き
くなります。驚くことに曲がりやフナ尾・奇形がほとんどいません。(推定1500匹)
こりゃ!プラ舟じゃ無理かな?
湿度が上がると泡の量が増えますね。湿度が高く蒸し暑い日は水面に風を当てるように扇風
機を回しています。物が傷みやす時期は飼育水も傷みやすいので十分注意が必要ですね。
3月25日孵化のもらいっ仔は現在こんな感じです。
同じ腹の仔ですが色変わりが一番遅い仔と早い仔を撮影してみました。
左画像は色変わりの遅い仔ですが、すでに10cm近いのにまだ黒仔です。
Q:バイオ飼育を行うことで、昨年から1匹も死ぬことがなく順調な飼育ができており、驚いてお
ります。1つ注意しなければいけないと感じているのは、これからどんどん暑くなり、バクテリア 水の色が濃くなり過ぎている場合の(魚の調子は良いが)尾やけくらいでしょうか。
現時点での自分自身の感想です。
今回は質問ではありませんね、ご感想ありがとうございます。
日当たりの良い環境の方は、これから夏場注意が必要ですね。
バイオバクテリアは青水(植物性プランクトン)を餌にしていますが、日当たりが良い場合はバ
イオの分解が間に合いませんね。茶色い飼育水ではなく濃い青水になってしまいます。
日当たりが良く、苔が着き易い場合、少し落とした方が良いですね。また、日除けも必要です。
特に西日は避けた方が良いです。
Q:稚魚にブラインシュリンプの与える量がわかりません。一回分と1日に与える量はどのくら
いでしょうか?プラフネ100Lで飼育しています。
こりゃ〜難しい・・・
HONOは感覚で与えています。考えた事無かった・・・!
稚魚の孵化後数日は少なめに与えていますでが、4日目ごろからしっかり与えています。
うーん!答えになっていませんね。(^_^;)
ベテラン勢のお友達に聞きましたが、答えは「死ぬほど・・・とか、たくさん・・・」でした。??
下記画像は6月14日孵化の大阪のOさんからいただいた稚魚です。
孵化後8日目の撮影です。飼育水は約100リットルで稚魚の数は1200匹ほどでしょうか。これ
で、ブラインシュリンプを1日に3リットル程度与えています。
1日の回数は1リットルを3回です。朝・夕・夜(遅く)
塩水1リットルに対してブラインシュリンプエッグはティースプーン1杯約1g強です。
ちなみにバイオシークスルーはまだ毎日投入しています。
これから毎週選別でその都度半分になりますが、ブラインを1回に与える量や回数は変えませ
ん。稚魚が減った分だけ残った仔が食べられることになります。
上手に減らすことが、秘訣ですね。一週間選別を遅らせると魚の成長が大幅に遅れてしまいま
すので・・・ハネる仔がいない場合は舟の数を増やすことになります。
選別しようと洗面器に移しましたが、フナ尾や曲がりがいないので・・・水換えして終了してしま
いました。水換え日はバイオを投入しません。日々成長しますので2〜3日以内に2舟に割る 必要がありますね。
2舟に分けましたので稚魚はブラインシュリンプも多く食べられることになります。
そして、本日各舟300匹ずつまで選別しました。
大阪のOさんは孵化から2週間目で3回目の選別ができる状態のようです。サイズもタバコの
フィルターサイズだそうですよ。うーん!HONOは遅れをとってしまった・・・
6月中旬の仔ですので、少しハイペースで大きくしなければ・・・。
本日のご質問です。
Q:今年産卵に成功したのですが、なかなか大きくすることができません。大きく育てるコツを教
えて欲しいと思っています。
稚魚は日々成長していきますね。例えばプラ舟100リットルで3000匹から4000匹孵化した場
合、孵化後2日〜3日目でブラインシュリンプを与え始めますね。ブラインを与え始めて3日もす ると稚魚は何倍にも大きくなります。
舟の水量に応じてブラインシュリンプを与える量には限界がありますので、孵化数が多い場
合、孵化後1週間目で2舟に分ける必要があります。(1舟に与えるシュリンプの量は一定とします。)
更に1週間後には4舟に分け、そのまた一週間後は8舟その後16舟・・・32舟・・・
とすればどんどん稚魚は大きくなります。
でもこれは無理ですね。HONOは選別が重要と書いていますが、魚を上手に減らすことが大き
くする一番のコツだと思っています。
今年うまく行かなかった方は次回、早い段階でどんどん選別してみてください。選別後や舟を
分けた翌日、稚魚が大きくなっているのがよく分かると思いますよ。
オークションで980円で売っているヘッドルーペはHONOの選別の必需品です。
早い段階からサシが良く見えますのでとっても便利ですよ。
選別中近所の人に変に思われますけど・・・(^_^;)
Q:餌はよく5分で食べつくす量とありますが、一回にどの程度与えたらよいか判りません。
そ〜だすね!HONOもだいたい1回に5分程度で食べつくす量を与えています。
ただし、5分で食べつくす量を1日2回や3回では魚は大きくなりませんね。
HONOは朝仕事に行く前に1回に5分で食べ尽くす量を30分の間に4回〜5回与えます。
少なくとも1匹一かけらは食べる計算です。でも5回目は30分ぐらいかけて食べているかも?
皆さんも一度にたくさん与えずに、朝起きて1回・トイレ行って1回・ご飯食べて1回・会社に行く
前に1回・・・といった具合に餌を与えると魚の調子が良くわかります。
(糞して1回・飯食って1回と書きたかったのに〜・・・)
お休みの土日に餌を与えすぎて、月曜日にエラ・・・という方も多いです。
急に餌を多くするのは気をつけてくださいね。できるだけ毎日一定で・・・
粒餌は早朝5時と午後2時(合計2回)にフードタイマーでフルメモリを与えています。
夕方も粒餌が残っていないかを確認して、朝と同じように数回に分けてたっぷり与えます。
餌を与えるのが朝/夕だけでも、1日に赤虫を8回与えた計算になります。(その他粒餌2回)
<朝も夕方も粒餌が残っていたら魚の体調不良と判断することができます。>
夜の撮影で見えずらいのですが、当歳のお腹がいっぱいになった合図です。
当歳がお腹いっぱいになると舟の縁に頭を向けて一列で並んでしまいます。
面白いですね!(喰わせすぎかな?)
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